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ロシア、月着陸船「Luna 25」の打ち上げを2023年に延期

2022.09.09 11:15

塚本直樹

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 ロシアによる月探査計画「Luna-Glob」における月着陸船「Luna 25」の打ち上げが2023年に延期されたことを国営メディアのタス通信が報じている

 Luna-Globは無人月面基地の建設に向けた、ロシアによる一連の月探査計画だ。1997年にその計画が立案されたが、初号機となるLuna 25の打ち上げは何度も延期されている。Luna 25は月南極のボグスラフスキークレーターに降り立ち、土壌のサンプル採取を予定している。

 Luna 25はこれまで今月中の打ち上げが予定されていた。報道によれば、同着陸船では、月面に安全に軟着陸するための速度/距離センサーが十分な性能を達成できず、打ち上げが延期されたという。

 Luna 25は旧ソ連崩壊以降のロシアにとって、初めて月へと向かうミッションとなる。開発は航空宇宙系非営利法人(NPO)のLavochkinが担当し、月面での1年以上の運用が予定されている。Luna 25に続いて、月探査機「Luna 26」「Luna 27」の打ち上げも予定されている。

(出典:Roscosmos)

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