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アマゾン、通信衛星「カイパー」第3弾を打ち上げ–スペースXのファルコン9ロケットで
2025.07.17 13:11
米Space Exploration Technologies(SpaceX、スペースX)は米国時間7月16日、Amazon(アマゾン)の衛星ブロードバンドサービス「Project Kuiper」(プロジェクト・カイパー)の第3弾を打ち上げた。
Project Kuiperは、地球低軌道(LEO)で運用される衛星ブロードバンドサービス。今後数年間の80回以上の打ち上げで、最終的に3200機以上の衛星コンステレーションを構成する。サービスの開始時期は2025年後半が予定されている。
ミッション「Kuiper Falcon 1(KF-01)」として24機の衛星を搭載したロケット「Falcon 9」(ファルコン9)は、ケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げられた。衛星は予定軌道に投入され、ロケット第1段は大西洋上のドローン船「A Shortfall of Gravitas」に着陸した。これまでに打ち上げられた衛星は78機。
Project Kuiperの最初の2回の打ち上げは、今年4月と6月にUnited Launch Alliance(ULA、ユナイテッド・ローンチ・アライアンス)の「Atlas V」(アトラスV)ロケットで実施された。今回の打ち上げに使用されたFalcon 9は、珍しく再使用されたロケットではなく、初めての打ち上げと着陸となった。

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