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軌道は変更可能か–NASA、小惑星への探査機衝突実験を1カ月後に実施

2022.08.29 17:36

塚本直樹

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 米航空宇宙局(NASA)は米国時間9月26日、小惑星に探査機を衝突させ、小惑星の軌道を変更するミッション「Double Asteroid Redirection Test(DART)」を実施する。

 メリーランド州のジョンズ・ホプキンス応用物理学研究所(Applied Physics Laboratory:APL)が実施するDARTでは、宇宙船が小惑星「Dimorphos」に時速約2万4000キロで衝突する。Dimorphosは、より大きな小惑星「Didymos」を周回する小さな天体だ。

 DARTは2021年11月に、Space Exploration Technologies(SpaceX)の「Falcon 9」ロケットで打ち上げられた。Didymosは直径780mの大きな小惑星で、Dimorphosは直径160mの小さな「ムーンレット(小惑星などを公転する小さな天体)」だ。

 DARTの衝突実験は、将来あるかもしれない地球へと衝突する可能性のある小惑星の軌道を変更する「Kinetic Impact Technology」が有効かどうかを確認するという意味がある。

 DARTではイタリア宇宙機関(Italian Space Agency:ISA)のキューブサット(小型衛星)「LICIACube」もDARTから放出され、Dimorphosのそばをゆっくりと飛行し、衝突とその衝撃を撮影する。さらに約4年後には、欧州宇宙機関(ESA)の「Hera」ミッションでDidymosとDimorphosへのDARTの衝突を詳しく調査する。

(出典:NASA/Johns Hopkins APL/Steve Gribben)

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