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安藤ハザマ、宇宙に参入–社内に専門部署を設立、筑波大学と共同研究
2024.10.02 08:00
建設大手の安藤ハザマは10月1日、社内に「宇宙技術未来創造室」を設立したことを発表した。土木事業と建築事業で培ってきた強みをコア技術として新しい技術を創造し、宇宙開発に応用することで未来の宇宙開発に向けて新しく挑戦する革新的なプロジェクトと説明している。
多くの組織や企業が宇宙開発分野に参入しているが、安藤ハザマは月面開発をターゲットにしていると説明。具体的な取り組みとして、筑波大学 システム情報工学系 構造エネルギー工学域 教授の松島亘志(たかし)氏とともに、天体の表層を覆う土の土質力学的特性を明らかにし、それらを建設基盤や資材とするための共同研究を開始したことを明らかにしている。
同社は「建設業界で最も従業員を大切にする会社の実現」を掲げ、従業員のキャリアアップの強化を図っているという。従業員一人ひとりの成長を支援し、創造力と技術力を最大限に引き出すことを目的に、近未来の月面利用に向けた新たなチャレンジは、その一つの「道しるべ」になるものと考えているとしている。
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安藤ハザマプレスリリース