ポラリスドーン、スターリンクとの通信に成功--第3弾はスターシップで飛行

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ポラリスドーン、スターリンクとの通信に成功–第3弾はスターシップで飛行

2024.09.17 14:00

塚本直樹

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 商業宇宙飛行ミッション「Polaris Dawn」(ポラリスドーン)がSpace Exploration Technologies(SpaceX、スペースX)の衛星ブロードバンドサービス「Starlink」(スターリンク)と通信し、写真を地球に送ることに成功した。

 Polaris Dawnは、米Shift4 Paymentsで最高経営責任者(CEO)を務めるJared Isaacman氏が資金を提供する「Polaris」計画の第1弾ミッションだ。SpaceXの「Falcon 9」(ファルコン9)ロケットと「Crew Dragon」(クルードラゴン)宇宙船で4人を宇宙に打ち上げた。ミッションの最中には初となる民間人による宇宙遊泳(ExtraVehicular Activity:EVA)も実施され、ミッションは成功に終わっている

Polaris Dawnから送信された地球の画像(出典:Polaris Program)
Polaris Dawnから送信された地球の画像(出典:Polaris Program)

 今回の画像は、Crew DragonからStarlink衛星とレーザーによる光通信でX(旧Twitter)に投稿された。「こんにちは、地球。みなさんのサポートにとても感謝しています。私たちのミッションの最新の2枚の写真をお楽しみください」とミッションに参加したクルーは述べている。

 Polaris計画ではSpaceXと協力し、2回目と3回目のミッションも予定している。Isaacman氏によれば、3回目の飛行はSpaceXの次世代ロケット「Starship」(スターシップ)による初の有人ミッションになるという。

Polaris Dawnから送信された乗員の画像。(左から)ミッションスペシャリストのSarah Gillis氏、コマンダー(船長)のIsaacman氏、パイロット(操縦士)のScott Poteet氏、ミッションスペシャリストでメディカルオフィサー(医療担当)のAnna Menon氏(出典:Polaris Program)
Polaris Dawnから送信された乗員の画像。(左から)ミッションスペシャリストのSarah Gillis氏、コマンダー(船長)のIsaacman氏、パイロット(操縦士)のScott Poteet氏、ミッションスペシャリストでメディカルオフィサー(医療担当)のAnna Menon氏(出典:Polaris Program)

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