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フロリダの民家に落下した物体、国際宇宙ステーションの部品か
2024.04.05 07:30
米国時間3月8日に米フロリダ州の民家に落下した物体が、国際宇宙ステーション(ISS)から落下した可能性が指摘されている。
フロリダ州ネイプルズのAlejandro Otero氏の自宅に落下したのは、長さ数インチ、重さ0.9kgの円筒形の筒だ。Otero氏は、ISSから廃棄された9個のバッテリーのうちの1つだろうと考えている。
3月8日には、バッテリーを積み込んだ日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の大型貨物パレットがメキシコ湾上空で地球の大気圏に再突入した。2021年にISSから放出された、この物体は大気圏で燃え尽きると予測されていたが、バッテリーの1つが地上へと落下した可能性がある。
Otero氏は、自宅に落下した物体を米航空宇宙局(NASA)に引き渡している。物体の出所を特定した後で、同氏は連邦政府に対して自宅の修繕費を請求するとしている。