米当局、「宇宙交通調整」システム開発などで民間企業と24億円で契約

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米当局、「宇宙交通調整」システム開発などで民間企業と24億円で契約

2024.04.03 07:30

塚本直樹

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 米宇宙商務局(Office of Space Commerce:OSC)は現地時間3月18日、米Parsonsに対して「宇宙交通調整システム(Traffic Coordination System for Space:TraCSS)」のシステム開発とクラウド管理サービスに関して、1550万ドル(約24億円)の契約を結んだと発表した。OSCは、米商務省(DoC)傘下の米大気海洋庁(NOAA)内の組織。海外メディアのSpaceNewsが報じた

 TraCSSは、基本的な宇宙状況把握(SSA)のデータなどを民間企業に提供して、宇宙飛行の安全性や宇宙の持続可能性などを支援することが目的。

 今回の契約で、ParsonsはSSAデータのリポジトリ「OASIS」と、アプリケーション層「SKYLINE」を両方組み込んだ、TraCSS用のソフトウェアバックボーンを開発する。この契約には、サーバーセキュリティやクラウド管理、システム管理も含まれる。

 Parsonsのプレジデント兼最高経営責任者(CEO)のCarey Smith氏は、「我々は国家安全保障分野にわたるParsonsの専門知識と、宇宙状況把握における運用経験を活用し、この重要な任務を支援することを楽しみにしている」と述べている。

 OSCとParsonsとの契約期間は1年で、もう1年のオプションを含むと総額は2690万ドル(約41億円)になる。

TraCSSの全体像(出典:OSC)
TraCSSの全体像(出典:OSC)

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