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次期月着陸船「グリフィン」の組み立て進む–NASAの水資源探査車を月まで輸送
2024.03.22 07:30
米Astrobotic Technologyが現在、次の月着陸船(ランダー)「Griffin」のハードウェアの組み立てを進めていることが海外メディアのSpace.comで報じられている。
Astroboticは、1月に月着陸船「Peregrine」を打ち上げ。推進剤の漏洩から月着陸を断念した。次期月着陸船のGriffinは、米航空宇宙局(NASA)の水資源探査車「VIPER」の搭載を予定している。
GriffinはSpace Exploration Technologies(SpaceX)の「Falcon Heavy」ロケットでの打ち上げが予定されている。Griffinに搭載されるVIPERは月の南極付近に着陸し、月の水の氷の起源と分布を調査する。
AstroboticはPeregrineの最終アップデートで「Peregrineが飛行したので、Griffinは着地することができるだろう」と結んでいる。Griffinの組み立ては、ピッツバーグにあるAstroboticの拠点で進められている。
VIPER(Volatiles Investigating Polar Exploration Rover)は、NASAが月に探査機などの貨物(ペイロード)の輸送を民間企業に委託する「商業月面輸送サービス(Commercial Lunar Payload Services:CLPS)」としてAstroboticが運ぶ。
![組み立てが進むGriffin(出典:Astrobotic)](https://uchubiz.com/wp-content/uploads/astrobotic-2.jpeg)
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