NECと米スカイルーム、衛星間通信向け100Gbpsの光通信端末を共同で開発

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NECと米スカイルーム、衛星間通信向け100Gbpsの光通信端末を共同で開発

2024.03.19 15:30

UchuBizスタッフ

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 NECと米Skyloom Globalは3月18日、衛星間通信用光通信装置の共同開発に合意したことを発表した。100Gbps以上の衛星間光通信の技術開発を進めていく。

 衛星コンステレーションの普及、拡大で地球低軌道(LEO)周回衛星の高速通信への需要急増が見込まれている。特に衛星間通信では高速大容量通信が可能で、電波干渉対策などへの対応が容易な光通信が注目されている。こうした背景から100Gbps以上が可能な衛星間光通信の技術開発を進める。

 2025年末の完成を目指して100Gbpsの光通信端末(Optical Communication Terminal:OCT)を共同で開発、テスト、製造に取り組む。2026年には開発したOCTを宇宙環境で実証。その後、世界市場に提供する予定。

 従来、宇宙での通信は電波が主流だが、今回の協業では1980年代半ばから発展してきている地上の光通信システムで培われてきている光通信技術を宇宙通信に応用する。

 Skyloomは2017年設立。米宇宙開発庁(Space Development Agency:SDA)が進める、光通信を活用した軍事用LEO衛星コンステレーションの取り組みである「Proliferated Warfighter Space Architecture(PWSA)」に参加している。

 SDAは、商業宇宙技術の支援を目的に、2019年に米国防総省内に設立。2022年10月に米宇宙軍(United States Space Force:USSF)に編入された

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NECプレスリリース

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