米連邦通信委員会、衛星とスマホの直接通信に対する規制枠組みを承認

ニュース

米連邦通信委員会、衛星とスマホの直接通信に対する規制枠組みを承認

2024.03.15 16:00

塚本直樹

facebook X(旧Twitter) line

 米連邦通信委員会(FCC)は米国時間3月14日、衛星事業者が地上の携帯電話事業者の電波を利用し、衛星とスマートフォンの接続サービスを提供する「Supplemental Coverage from Space(SCS)」を許可する、基本規則を承認した。

 SCSプロバイダーは、宇宙からの利用がすでに承認されている従来の周波数を利用して、移動衛星サービス(Mobile Satellite Services:MSS)を提供する企業の二次サービスとして運営される。SCSプロバイダーはMSSプロバイダーや地上電話会社と干渉した場合、直ちに事業を停止する必要がある。

 FCCの規則のフレームワークの最終版はまだ一般公開されていないが、FCCが先月発表した草案がベースとなる予定だ。ただし、米行政管理予算局(OMB)の審査を通過し、枠組みが発行するまでには、数週間かかる可能性がある。

 FCC委員長のJessica Rosenworcel氏は「我々は宇宙からの補足的なカバレッジを通じて衛星とワイヤレスサービスを組み合わせる枠組みを採用した、最初の国だ」「衛星と無線を組み合わせることで、デットゾーンをなくすことができる」と語っている。

FCC委員長 Jessica Rosenworcel氏(出典:FCC webcast)
FCC委員長 Jessica Rosenworcel氏(出典:FCC webcast)

関連情報
SpaceNews

Related Articles