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スペースワン「カイロス」初号機、打ち上げ応援イベント–「宇宙兄弟」グッズ販売

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　スペースワンが開発する小型ロケット「カイロス」初号機が3月9日に打ち上げられる。初号機打ち上げを応援するロケット打ち上げ応援会が同日に開催される。ブランドやマーケティングを支援するUSPジャパンや和歌山県の串本町と那智勝浦町が3月7日に発表した。

　打ち上げ時間は午前11時1分～11時17分。予備期間は3月10～31日。

　カイロスは高さが約18m、重量は約23t。打ち上げ能力は太陽同期軌道（SSO）で150kg（軌道傾斜角97度、高度500km）、地球低軌道（LEO）で250kg（軌道傾斜角33度、高度500km）。

　ロケット発射場「スペースポート紀伊」がある串本町と那智勝浦町は大きな盛り上がりを見せているという。串本町と那智勝浦町、それぞれにある公式見学場のチケットは2日間で売り切れ、宿泊付き見学ツアーも完売になるなど、関西圏にとどまらず日本全国から宇宙ファンの熱い関心を集めていると解説。カイロス初号機打ち上げを地域活性化の好機と捉え、串本町と那智勝浦町では、公式見学場で打ち上げ応援会を開催する。

　両会場とも射場から2kmほどの距離で見学できる。会場では特設ステージや地元の食材を使った飲食店などが出店。初号機打ち上げ応援公式アンバサダーである、マンガ「宇宙兄弟」の限定グッズが販売されるほか、テレビアニメ「宇宙なんちゃら こてつくん」のこてつくんが来場して、会場限定ステッカーが無料で配布される。

　串本町の公式見学場では、串本町職員20人以上が宇宙服を着て会場を案内する。「宇宙兄弟」のオフィシャルストアも出店する。加えて、串本町と「宇宙兄弟」がコラボした切手、ロケット打ち上げ記念記念切符（JR西日本が協力）などの限定商品も販売される。

　那智勝浦町の公式見学場では、こてつくんが一緒に打ち上げを応援する。両会場ではともに、テリロジーサービスウェアが提供する「みえる通訳」サービスで13の言語と手話通訳で案内されるという。

　公式見学場の入場チケットはすでに完売。打ち上げ当日は串本町、那智勝浦町でかなりの渋滞が予想されると説明。打ち上げとイベントの様子はYouTubeでライブで配信される。

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プレスリリース（＠Press）
カイロス初号機打ち上げライブ中継