「ISSにようこそ」宇宙飛行士を乗せた宇宙船が国際宇宙ステーションとドッキング

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「ISSにようこそ」宇宙飛行士を乗せた宇宙船が国際宇宙ステーションとドッキング

2024.03.06 14:00

塚本直樹

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 Space Exploration Technologies(SpaceX)による宇宙飛行士輸送ミッション「Crew-8」で米東部時間3月5日午前4時13分(日本時間3月5日午後6時13分)、4人の宇宙飛行士を搭乗した有人宇宙船「Crew Dragon」が国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングした。

 Crew-8は、米フロリダ州のケネディ宇宙センター(KSC)から「Falcon 9」ロケットで打ち上げられた

 「Crew Dragon Endeavor、ISSへようこそ」と、ドッキングとともに地上管制からISSに無線連絡が入った(Crew Dragonの船名が「Endeavor」)。

Crew DragonとISSがドッキング(出典:NASA公式Xアカウント)

 Crew-8で新たにISSに乗り込む宇宙飛行士は、米航空宇宙局(NASA)所属のMatthew Dominick氏、Michael Barratt氏、Jeannette Epps氏、ロシアRoscosmosに所属するAlexander Grebenkin氏の4人。ISSで約6カ月の滞在を予定している。

 SpaceXが宇宙飛行士をCrew DragonでISSに輸送するのは、民間企業のSpaceXが公的機関のNASAと契約している商業乗員輸送計画(Commercial Crew Program:CCP)の一環。NASAは米BoeingともCCPを契約。Boeingの有人宇宙船「Crew Space Transportation-100(CST-100) Starliner」は4月に有人飛行試験を予定している

 2023年8月からISSに滞在している、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)に所属する古川聡氏をはじめとする4人の宇宙飛行士は、「Crew-7」ミッションとして、ISSに現在ドッキング中のCrew Dragon(船名はEndurance)に搭乗して米東部時間3月8日に地球に帰還する予定

(出典:NASA)

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