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7月21日深夜から「火星食」が観測可能–厳しいものの北東地域ほど好条件

2022.07.21 11:48

佐藤信彦

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 国立天文台(NAOJ)によると、7月21日の深夜から22日にかけて、火星が月に隠される天体現象「火星食」を日本の一部地域で観測できるという。

 火星食とは、火星の手前をほかの天体が横切る現象。今回の場合は、月の出前後の月が火星を隠す。

 仙台や札幌など日本の北東地域では、東の空に昇った月が火星を隠す潜入から、月の光っていない暗い縁より火星が出てくる出現まで、全過程の観測が可能。関東の大部分から中部、近畿、中国、四国といった地域では、火星と月は火星食開始後に昇ってくるので、潜入は見られず、出現だけ観測できる。それより西の地域では、出現後に月と火星が昇るため、火星食は見られない。

 主な都市での潜入、出現などの時刻は以下のとおり。

札幌

  • 月の出:21日午後11時18分
  • 潜入開始:21日午後11時43分17秒
  • 出現開始:22日午前0時32分01秒

仙台

  • 月の出:21日午後11時28分
  • 潜入開始:21日午後11時37分57秒
  • 出現開始:22日午前0時21分06秒

東京

  • 月の出:21日午後11時37分
  • 潜入開始:観測できない
  • 出現開始:22日午前0時15分17秒

名古屋

  • 月の出:21日午後11時49分
  • 潜入開始:観測できない
  • 出現開始:22日午前0時15分33秒

京都

  • 月の出:21日午後11時54分
  • 潜入開始:観測できない
  • 出現開始:22日午前0時15分48秒

広島

  • 月の出:22日午前0時09分
  • 潜入開始:観測できない
  • 出現開始:22日午前0時16分07秒
主な都市での見え方(出典:NAOJ)

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