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壮大なオーロラをISSから撮影–極大期の太陽で活発に【画像アリ】
2024.02.26 16:30
国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している米航空宇宙局(NASA)所属の宇宙飛行士Jasmin Moghbeli氏は2月16日、宇宙から撮影したオーロラの写真をXに投稿した。
リボンのようなオーロラは、太陽が地球の上層大気に向かってエネルギー粒子を放出する時に発生する。地球の磁場が粒子を極へと向かわせ、粒子は大気と相互作用しながらカラフルに輝く。
Moghbeli氏は撮影したオーロラについて、「ここからのオーロラは壮観です。緑と赤のオーロラが地球の表面を横切っています」と語っている。「この惑星がいかに生きていて美しいか、毎回驚かされます」
現在、太陽の活動が11年ぶりの極大期に近づいていることから、ISSの宇宙飛行士は特に美しいオーロラを見ている。フレアやコロナ質量放出の粒子が増えるということは、地球上でもオーロラ活動が活発になることを意味している。