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欧州の大型観測衛星、太平洋に落下–アラスカとハワイの間で大気圏再突入を確認
2024.02.26 13:30
欧州宇宙機関(ESA)の地球観測衛星「European Remote Sensing 2(ERS-2)」が2月22日、太平洋上に墜落した。
1995年に打ち上げられたERS-2は重量2.5tの人工衛星で、高度780kmの太陽同期軌道(SSO)を周回。2011年には運用を停止し、安全に大気圏に再突入するためのマヌーバ(軌道制御)を実施していた。
「我々はアラスカとハワイの間の北太平洋上で、ERS-2の大気圏再突入を確認した」と、ESA OperationsはX(旧:Twitter)に投稿している。
ERS-2が大気圏に再突入した後、破片が地球に降り注いだかどうかは不明だ。ESAは以前に公開したFAQで「ERS-2の破片には有毒物質や放射性物質は含まれていない」と説明している。
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