「有人月探査で中国に負けない」米NASA長官語る

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「有人月探査で中国に負けない」米NASA長官語る

2024.01.12 13:30

塚本直樹

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 米航空宇宙局(NASA)長官のBill Nelson氏はメディア向けの会見で、有人月面探査において米国が中国に負けることはないと語った。

 Nelson氏は会見で有人月周回「Artemis II」を2025年9月に、有人月面探査「Artemis III」を2026年9月に延期すると明かした。中国は、2030年までに宇宙飛行士を月面に立たせることを目標としている。

 「中国が我々より先に月面に到着するという懸念はない」とNelson氏は語った。「中国は非常に積極的な計画を持っており、スケジュールをますます繰り上げているのは事実だ。しかし、我々が2026年9月に月面着陸すれば、それが最初となる」

 中国は2027~2028年に新しい有人宇宙船のテストを計画している。有人月面探査では2回の打ち上げを予定しており、1回目は着陸船を軌道に投入し、2回目で乗務員を月面に送り込む。史上初の月裏側からのサンプルリターンミッション「嫦娥6号」も計画している。

米連邦議会上院で2021年4月に開かれた公聴会で証言するBill Nelson氏(出典:NASA)
米連邦議会上院で2021年4月に開かれた公聴会で証言するBill Nelson氏(出典:NASA/Bill Ingalls)

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