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インターステラ、帯広市に支社開設へ–本社工場の生産機能を補完
2023.12.22 07:30
インターステラテクノロジズ(北海道大樹町)は12月21日、帯広市に支社を開設すると発表した。支社としては東京、福島に続く3カ所目、研究開発拠点の室蘭技術研究所(室蘭工業大学内)を含めると4拠点目になる。
インターステラが開発している小型人工衛星打ち上げロケット「ZERO」は初号機打ち上げに向けて各コンポーネントの製造、試験が本格化しており、拠点拡大を通じて生産体制と人材採用の強化を図る。
帯広支社の設置は、ZERO用コンポーネントの製造本格化にあわせ、大樹町にある本社工場が持つ生産機能を補完するとともに、手狭になっている本社オフィスを拡張することが目的。建物は旧物流倉庫を借り受け、2024年1月からの改装工事を経て、2024年夏ごろの稼働開始を予定している。
1階はエンジン、エンジンを支える支持構造部、機体の胴体構造部などを組み立て、保管する製造拠点、2階には最大収容人数50人程度のオフィス機能を設ける。帯広支社で製造されたコンポーネントは本社工場に運び、各種試験や最終組立を行う。
改装工事の設計と施工は、同社のパートナーシッププログラム「みんなのロケットパートナーズ」に参画している萩原建設工業(北海道帯広市)が担当する。
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インターステラプレスリリース