インターステラ、「牛ふん」由来メタンをロケットの燃料に--今秋に燃焼試験

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インターステラ、「牛ふん」由来メタンをロケット燃料に–今秋に燃焼試験

2023.07.21 13:59

佐藤信彦

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 インターステラテクノロジズ(北海道大樹町)は、「牛ふん」から製造した液化バイオメタン(Liquid Biomethane:LBM)を次期ロケット「ZERO」の燃料に使用すると発表した。牛ふん由来のLBMをインターステラへ供給するのは、産業ガス事業を手がけているエア・ウォーター北海道(札幌市中央区)。

LBMはエア・ウォーター北海道が供給(出典:インターステラ)
LBMはエア・ウォーター北海道が供給(出典:インターステラ)

 エア・ウォーター北海道は、家畜のふん尿から発生するバイオガスを液化天然ガス(Liquefied Natural Gas:LNG)の代替燃料となるLBMに加工して地域内で消費する、地域循環型サプライチェーンの構築に取り組んできた。北海道十勝地方の未利用バイオマスである家畜ふん尿から製造したLBMをインターステラに供給する。

カーボンニュートラル貢献を期待(出典:インターステラ)
カーボンニュートラル貢献を期待(出典:インターステラ)

 インターステラは、LBMによるエンジン燃焼器単体試験を今秋にも宇宙港「北海道スペースポート(HOkkaido SpacePOrt:HOSPO)」で実施する予定。このLBMの純度は99%あり、ロケット燃料に使用されてきた従来の高純度メタンと同等で、調達性にも優れているという。

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