米アストロボティック月着陸船「ペレグリン」、準備完了--2月下旬に着陸予定

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米アストロボティック月着陸船「ペレグリン」、準備完了–2月下旬に着陸予定

2023.12.20 16:00

塚本直樹

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 米Astrobotic Technology(Astrobotic)の月着陸船「Peregrine」が1月初旬の打ち上げに向けて準備が整った。

 Peregrineは、米航空宇宙局(NASA)の商業月面輸送サービス(CLPS)の一環として打ち上げられる。米フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から、United Launch Alliance(ULA)の新型ロケット「Vulcan Centaur」で打ち上げられる。月への着陸は2月下旬を予定している。

 Peregrineに搭載されていたNASAの5つの観測機器は、ミッションを予定されたスケジュールでこなすために2023年初めに取り外された。これらの貨物(ペイロード)は、後のCLPSミッションで搭載される予定だ。

 Peregrineは月面着陸に先立ち、まず月周回軌道に入る。そして軌道を9000kmから100kmへと下げ、月面へと降り立つ。同じく月面着陸を狙う民間企業の米Intuitive Machinesは、着陸船「Intuitive Machines-1(IM-1)」を1月19日か21日に月面に着陸させる予定だ。

2024年1月8日打ち上げを目指すPeregrine(出典:Astrobotic)
2024年1月8日打ち上げを目指すPeregrine(出典:Astrobotic)

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Astroboticプレスリリース
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