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イラン、宇宙飛行に向け「カプセル」打ち上げ–高度130kmに到達、動物を搭載か

2023.12.07 17:10

塚本直樹

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 イランは現地時間12月6日、「バイオカプセル(Indigenous Bio-Capsule)」の試作機を打ち上げた。

 イランの準国営通信社Mehr News Agency(MNA)によれば、打ち上げられたカプセルは高度130kmに到達。カプセルの重量は500kgで、イランのロケット「Salman」上段モーターで打ち上げられた。中東の放送局Al-Jazeeraによれば、カプセルには動物が乗っていたとされているが、それが何なのかは明かされていない。

 イランは2029年末までに、人間が入ったカプセルでの宇宙飛行を計画している。イラン宇宙機関(Iranian Space Agency:ISA)は、今回のバイオカプセルの打ち上げが宇宙飛行士の打ち上げに役立つだろうと期待している。

 現在、宇宙飛行士の打ち上げ能力を所有しているのは、米国とロシア、中国に限られる。インドは「Gaganyaan」プロジェクトとして、数年以内に4番目の国となることを目指している。

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Mehr News Agency(MNA)
Space.com

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