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Starlinkでテレワークができるクルーズ船、商船三井が導入–連休が取れなくてもOK（訂正）

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　商船三井クルーズは10月12日、Space Exploration Technologies（SpaceX）の衛星通信「Starlink」で航海中でも快適にテレワークできるというクルーズ船「MITSUI OCEAN FUJI」を発表した。「まとまった休みをとれなくても、クルーズを楽しめる時代が始まる」と説明した。

　同クルーズ船は、商船三井クルーズの新ブランド「MITSUI OCEAN CRUISES」の第1号船舶で、同社が2023年にSeabourn Cruise Lineから購入したもの。全客室がスイートキャビンを基本とするラグジュアリークラスとなる。2024年12月より「にっぽん丸」とあわせて運航するほか、2025年には世界一周クルーズにも挑む。

　船内にはワーケーションブースを設け、仕事をしながらクルーズを楽しめる。Starlinkで航海中でも高速インターネットを利用できるため、快適なテレワークが可能だ。

　商船三井はStarlinkの認定インテグレーターであるKDDIと提携し、クルーズ船などへStarlinkを導入を発表していた。また、Starlinkは船舶のほか、旅客機での導入も相次いで発表されており、空や海での通信環境の向上に役立っている。

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（更新）初出時、本船舶を新造船と上記していましたが、正しくは中古の船舶でした。訂正しお詫び申し上げます。