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Sierra Space、膨張式宇宙ステーションの爆発試験を再び実施

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　Sierra Spaceは8月17日、膨張式宇宙ステーションモジュール「Large Integrated Flexible Environment（LIFE）」の破壊テストを再び実施した。

　LIFEは、軌道上で膨張させて空間を確保する宇宙ステーションだ。縮んだ状態で打ち上げるため、打ち上げコストを低減できる利点がある。また、膨張させることで強度を増す特別な素材も採用されている。Blue Origin（ブルーオリジン）が主導する宇宙ステーション「Orbital Reef」の一部として利用される予定で、2023年3月には、4回目の破壊テストが実施されていた。

　今回の実験では、将来のLIFEに備わる窓を模倣した金属プレートが取り付けられた。実験の結果、限界破壊圧力は、前回のテストの最大値をすべて上回ったという。また、前回の設計からは20%の改善を示したとしている。

　Sierra Spaceのエンジニアリング部門を率いるShawn Buckley氏は今回の破壊テストの結果について、「驚異的な成果だ。これはLIFEの本格的なテストを行うための、必要なエンジニアリングの基礎を提供する」と語っている。

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