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宇宙クラウド「Azure Space」、地球観測データへのアクセスを高速化

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　宇宙クラウド「Azure Space」が、Esriの地理マッピングプラットフォーム「ArcGIS」、SynthetaicのAIでの地理空間データ分析を統合した。地球観測データへのアクセスが高速化されるという。

　Microsoftは宇宙クラウド「Azure Space」を提供しており、地理空間解析でEsriと提携。Synthetaicは、人工知能による地理空間データの分析を提供している。

　今回の発表によれば、Esriは地理マッピングプラットフォーム「ArcGIS」をAzure Spaceに統合する。同社でリモートセンシング担当ディレクターのRichard Cooke氏は「我々は遅延を減らし、後処理の多くを自動化し、意味のあるデータに可能な限り迅速に到達するための技術を提供する」と語っている。

　Synthetaicは自社の技術をAzure Spaceと統合することで「国家安全保障、災害対応、環境、持続可能なオペレーションなどさまざまなユースケースのために、地理空間や静止画像、ビデオ画像の処理で『AIのスピードと多様性』を提供する」と述べている。

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