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米Orbital Assembly、商用宇宙ステーション発表–ホテルとして2025年から運用
2022.05.13 07:30
米Orbital Assemblyは、地球周回軌道上で宿泊サービスなどを提供する宇宙ステーション「Pioneer Space Station」の計画を発表した。宇宙ホテルなどとして、2025年から運用する計画。
Pioneerは、民間人が宿泊できるほか、研究活動などでの利用を想定した商用宇宙ステーション。ある程度の疑似的な重力を発生する同社の「Gravity Ring」機構で不自由なく滞在できるという。
疑似重力は、居住空間を回転させて生み出し、微小重力状態から0.57Gまでの範囲で調整可能。容積が最大1万4000立方フィート(約400立方m)ある居住区画が5つあり、全体で28人滞在できる。
Orbital Assemblyは、最大400人が滞在可能な宇宙ステーション「Voyager」も計画している。