Agriee、衛星データで農作物の生育状況を評価するシステム--茨城県那珂市で実証実験

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Agriee、衛星データで農作物の生育状況を評価するシステム–茨城県那珂市で実証実験

2023.08.18 17:51

佐藤信彦

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 Agriee(東京都杉並区)と茨城県那珂市は、衛星データを活用する農作物の生育評価システム「GrowthWatcher」について、実証実験を開始した。

 GrowthWatcherは、衛星画像を解析して畑に植えられた農作物の生育状況を可視化するシステム。作物の状況を目視で確認する頻度を下げられるため、労力やコストを大幅に削減できるという。

 利用に必要な作業は、開始時に農地登録や過去の定植情報を入力する程度。特別な操作は不要で、ウェブ上で農地の生育状況を確認できる。そのため、運用に大きなリソースを割く必要がないとしている。

GrowthWatcherの画面(出典:Agriee)
GrowthWatcherの画面(出典:Agriee)

 同じ農地で前年と異なる作物を栽培しても生育評価が可能なため、GrowthWatcherは「輪作」する野菜類の管理にも適しているという。野菜類をメインターゲットとする類似サービスは世界的にもまだ少なく、これがGrowthWatcherの大きな強みの1つだという。

輪作する野菜類の管理に適しているとしている(出典:Agriee)
輪作する野菜類の管理に適しているとしている(出典:Agriee)

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Agrieeプレスリリース

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