宇宙港「HOSPO」などが舞台の教育旅行プログラム--宇宙をテーマに探究学習

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宇宙港「HOSPO」などが舞台の教育旅行プログラム–宇宙をテーマに探究学習

2023.08.18 15:56

佐藤信彦

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 SPACE COTAN(北海道大樹町)と日本旅行北海道大樹町は、同町にある商業宇宙港「北海道スペースポート(HOkkaido SpacePOrt:HOSPO)」を舞台とする、宇宙がテーマの教育旅行向け探究学習プログラムの提供を開始した。

 大樹町と日本旅行、HOSPOの指定管理者として運営を任されているSPACE COTANは、HOSPOを題材とした宇宙による観光振興・宇宙のまちづくりに関するパートナーシップ協定を結んでいる。今回の探究学習プログラムは、協定にもとづき、宇宙を通した学びを体験できる日本旅行の学校向けプログラム「ミライ塾」の新コンテンツとして提供していく。

日本旅行、大樹町、SPACE COTANが協力(出典:SPACE COTAN)

 プログラムは、宇宙開発がテーマの「ロケットワークショップ探求プログラム」と、まちづくりがテーマの「宇宙のまちづくり探求プログラム」の2種類があり、学校のニーズに応じて選べる。

 前者のロケットワークショップ探求では、民間宇宙ビジネスの最前線を体感しつつ学び、モデルロケットの打ち上げなどが体験できる。後者の宇宙のまちづくり探求では、「宇宙版シリコンバレー」を目指す大樹町のビジョンをベースに現状分析し、ビジョン実現に向けた政策提言などをまとめる。

 すでに、豊島岡女子学園 高等学校(東京都豊島区)が7月に宿泊研修「大樹町スペースサイエンスツアー」を実施した際、ロケットワークショップ探究プログラムを採用し、高校1~2年生の39人が参加した。

大樹町スペースサイエンスツアーに参加した豊島岡女子高校(出典:SPACE COTAN)
大樹町スペースサイエンスツアーに参加した豊島岡女子高校(出典:SPACE COTAN)

 日本旅行は、専門部署「宇宙事業推進チーム」を立ち上げ、宇宙をテーマにした事業を推進し、宇宙開発にまつわる観光事業のほか、ミライ塾を展開してきた。大樹町とSPACE COTANは、HOSPOの設備としてロケットやスペースプレーンの発射場や実験場の整備を進め、インフラとしてロケット開発や宇宙産業、地方創生に貢献することを目指している。

 HOSPOの整備による道内の経済波及効果は、年間267億円、約2300人の雇用創出、観光客は約17万人増加すると試算している。

関連リンク
日本旅行プレスリリース(PDF

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