東北で初めて--「福島スペースカンファレンス」、9月8日に南相馬市で開催

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南相馬市で「福島スペースカンファレンス」9月8日開催–政策担当者も登壇

2023.08.15 16:13

UchuBizスタッフ

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 東北で初めての宇宙ビジネスカンファレンス「福島スペースカンファレンス2023」が9月8日に福島県南相馬市の浮舟文化会館で開かれる。

 2011年の東日本大震災、東京電力の福島第一原子力発電所の事故からの復興を目指す福島県の沿岸被災地域で進められている「福島イノベーション・コースト構想」は、ロボット・ドローンや農林水産など6つの重点分野があり、航空宇宙もその1つ。近年は、県外から多くの宇宙関連スタートアップ企業が進出しているほか、新規創業やベンチャーキャピタルからの投資、大手企業による関連産業の実証などが相次いでいるという。

 南相馬市内で創業したスタートアップ企業、支援する各領域の企業が中心となって今回のカンファレンスを開催する。国内で宇宙港を立地する地域、誘致を進める地域とも連携して、宇宙関連のカンファレンスとしては国内有数の規模の登壇者から協力を得られるとしている。

 イベントには、内閣府や経済産業省をはじめとする宇宙開発や宇宙産業に関係する政策の担当者、国内の大手ベンチャーキャピタルなどの投資家、宇宙関連事業を展開する国内企業の経営者や事業責任者が登壇する。

 トークセッション「宇宙産業の現在と未来」には、経済産業省 製造産業局 宇宙産業室 室長 伊奈康二氏が登壇。トークセッション「南相馬/東北の宇宙ベンチャー」には、インターステラテクノロジズ 代表取締役社長 稲川貴大氏、AstroX(福島県南相馬市) 代表取締役 最高経営責任者(CEO) 小田翔武氏、ElevationSpace 代表取締役 CEO 小林稜平氏、福島県 商工労働部 次世代産業課 副課長兼主任 主査 山岸広輔氏が登壇する。

 「スペースポートの必要性」「宇宙産業の可能性」「宇宙産業と産業のひろがり」といったトークセッションも開催される。

 イベントはオフラインのみで開催。トークセッションは無料で参加できるが、懇親会は6500円が必要

 イベントの実行委員会には、AstroXやElevationSpaceのほかに南相馬市の小高ワーカーズベースやQumt、一般社団法人パイオニズムに加えて、Cozy Labo(宮城県山元町)やSpurcle(仙台市青葉区)、マカイラなどが名を連ねている。実行委員会は、今回のイベントを契機にセクターを超えて連携し、宇宙産業を育む環境を整備していくとしている。

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