特許庁、広報誌「とっきょ」で宇宙産業を特集--JAXAなどの知財戦略を取材

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特許庁、広報誌「とっきょ」で宇宙産業を特集–JAXAなどの知財戦略を取材

2023.08.10 14:42

佐藤信彦

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 特許庁は、広報誌「とっきょ」の最新号の57号(PDF)で宇宙産業を特集した。宇宙分野の最前線で研究、開発する企業などの知的財産活動を取材したという。

 1つ目の特集「JAXAの知財を積極利用し宇宙産業を活性化したい」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の知財戦略などを理事の佐野久氏にインタビューしたもの。

 JAXAは知財専門部署を設置するとともに知財ポリシーを公表するなど、知財への取り組みを強化しているという。特集では、知財に関する取り組み強化の背景や具体的な施策を聞いた。

JAXA 理事 佐野氏に知財戦略をインタビュー(出典:特許庁)
JAXA 理事 佐野氏に知財戦略をインタビュー(出典:特許庁)

 2つ目の特集「宇宙をより身近な存在に変えてくれる新時代のスペースカンパニー」は、超小型衛星を開発、運用しているアクセルスペース(東京都中央区)と、宇宙ゴミ(スペースデブリ)除去の事業化などに取り組んでいるアストロスケール(東京都墨田区)のキーパーソンに知財戦略などを質問した。

 衛星コンステレーションが宇宙産業の主流となった時代の新事業と知財戦略の進化を、アクセルスペース 執行役員で宇宙機技術担当共同最高技術責任者(Co-CTO)の永島隆氏とCTO室 知財戦略責任者の細谷弘文氏、アストロスケールホールディングスでCTO室 宇宙技術担当ディレクターを務める藤田勝氏、アストロスケール上級副社長の伊藤美樹氏に聞いた。

アストロスケールとアクセルスペースを紹介(出典:特許庁)
アストロスケールとアクセルスペースを紹介(出典:特許庁)

 「とっきょ」は、知財の経営上の位置づけをトップに聞くことで、知財部員に加えて、広い層のビジネスパーソンにまで知財の重要性を訴求することを狙いしている。

関連リンク
特許庁プレスリリース
「とっきょ」57号特集1
「とっきょ」57号特集2

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