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Starshipに環境アセス求める訴訟、FAAが「根拠ない」–認められれば開発に遅れ

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　環境保護団体がSpace Exploration Technologies（SpaceX）の次世代宇宙船「Starship」に関して提起した訴訟について、SpaceXと連邦航空局（FAA）は棄却するよう求めた。San Antonio Express-Newsが米国時間7月3日付けで報じた。

　SpaceXはStarshipとブースター「Super Heavy」のプロトタイプの打ち上げテストを繰り返している。4月20日には両者を合体させた状態での打ち上げミッションが実施されたが、爆破された破片が広範囲に飛び散るなど、環境被害も報告された。

　環境保護団体はFAAに対して、Starshipの環境影響評価（環境アセスメント）報告書を作成するように求めており、これが認められればStarshipの開発が大幅に遅れることになる。

　この訴訟に対してFAAは「彼らの主張には法的根拠がない」と表明している。またSpaceXも「4月20日の打ち上げは、FAAが新たな環境アセスメントを実施する理由にはならない」と述べている。