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SpaceX、「Starship」の飛行データをNASAに提供–Artemis IIIで月面着陸に利用予定

2023.04.28 14:52

塚本直樹

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 Space Exploration Technologies(SpaceX)は、米航空宇宙局(NASA)に対し、次世代ロケット「Starship」の飛行データを共有する。

 Starshipはブースター「Super Heavy」と組み合わせることで、全長120mに達する超大型ロケットだ。4月20日に実施した軌道打ち上げテストでは、様々なデータを得られたものの、軌道に投入することができなかった。また、NASAは有人月探査ミッション「Artemis III」で、Starshipの採用を決定している。

 Artemis IIIでは複数の宇宙船を利用して、月面着陸を行う。まずNASAのロケット「Space Launch System」(SLS)で「Orion」宇宙船を打ち上げ、軌道上でStarshipに乗り換える。そして、Starshipが月面着陸を実施する。月面に降り立った宇宙飛行士は1週間ほど滞在し、月面から打ち上げられたStarshipからOrionに乗り移り、地球へと帰還する予定だ。

 SpaceXはArtemis IIIの計画を進めるため、Starshipの飛行試験のデータをNASAに提供する。これにより、NASAによる月面着陸ミッションのリスクの軽減が期待される。

(出典:SpaceX/NASA)

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