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宇宙ビジネスアイデアコンテスト「S-Booster」で募集開始–最優秀賞は1000万円
2022.04.20 07:30
内閣府などが主催する宇宙ビジネスアイデアコンテスト「S-Booster 2022」の募集が4月19日に始まった。募集期間は6月20日午後5時まで。
S-Boosterは2017年から開催、2022年で5回目になる。起業や事業化を目指す社会人や学生からビジネスアイデアを募集する。ロケットや衛星、宇宙ステーションなど宇宙空間でのビジネスはもちろん、衛星画像や測位情報などを活用した地上のビジネスも対象としている。日本国内に加えてアジア・オセアニア地域からの募集も受け付ける。
6~7月に書類による一次選抜、7~8月にピッチによる二次選抜があり、8~12月に専門家による経営面でのメンタリングを通じて事業化を支援する。12月に予定されている最終選抜会では投資家や事業会社の前でビジネスアイデアを発表する。ビジネスマッチングの機会を提供するとともに賞金を授与することで事業化に向けて支援するとしている。副賞は以下の通り。
- 最優秀賞:1000万円
- 審査員特別賞:100万円
- アジア・オセアニア賞:100万円
- スポンサー賞:各50万円(スポンサー企業:京セラ、スカパーJSAT、ソニーグループ、本田技術研究所、三井物産、RiskTaker)
- JAXA賞:ハンズオン支援
- NEDO賞:ハンズオン支援
S-Boosterは、内閣府 宇宙開発戦略推進事務局が主催。宇宙航空研究開発機構(JAXA)や新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が、アジアではタイ地理情報・宇宙技術開発機関が共催する。