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デブリ監視衛星のVyomaが約13億円を調達–2024年に2機を打ち上げ予定

2023.06.23 15:48

塚本直樹

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 宇宙ゴミ(スペースデブリ)監視サービスの提供をめざすドイツのVyomaは現地時間6月20日、850万ユーロ(約13億円)を調達したと発表した。

出典:Vyoma

 Vyomaの共同創業者かつ最高経営責任者(CEO)を務めるStefan Frey氏によれば、数週間以内に最初の2機の超小型衛星の製造業者を発表する。2機の衛星は2024年の打ち上げを予定している。

 2機の衛星は、地球低軌道(LEO)で30cm以上の物体の追跡が可能となる。また、同社は最終的に宇宙カメラネットワークを構築し、これまで追跡不可能だった1cm程度のデブリ追跡を実現。安全で効率な衛星運行をサポートするという。

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