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Pixxel、グーグルなどから50億円超を調達–地球観測衛星コンステレーション構築
2023.06.06 16:45
地球観測衛星のコンステレーション構築を目指しているPixxelは、シリーズB投資ラウンドで3600万ドル(約50億1840万円)を調達した。Googleが初めて出資に参加し、累計調達額は7100万ドル(約98億9527万円)になった。
Pixxelは、インドと米国に拠点を置くベンチャー企業。多数の波長で地球を観測する人工衛星で得られたデータを解析して「地球の健康状態」を把握するという。具体的には、各種排出ガス、水質汚染、ガス漏れ、石油流出、土壌組成の観測、森林の多様性、農作物の育成状態を調査できるという。
調達した資金は、衛星コンステレーションの構築とデータ分析プラットフォーム「Aurora」の開発に利用する。
Pixxelは新たな衛星を、2024年に6機、2025年末までに18機打ち上げる計画。