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破産したVirgin Orbitの資産オークション、極超音速機開発のStratolaunchが約24億円の入札

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　小型ロケット打ち上げを手掛けるVirgin Orbitが、極超音速機を開発するStratolaunch Systemsから1700万ドル（約24億円）の入札を受けたと、米CNBCが報じた。

　Virgin Orbitは航空機「Cosmic Girl」を用い、小型ロケット「LauncherOne」の上空からの打ち上げを実施していたが、現地時間4月3日に連邦裁判所に破産を申請した。一方、Stratolaunch Systemsは世界最大の航空機「LauncherStratolaunch」（Roc）を所有しており、2023年1月には極超音速機「Talon-A」を搭載しての飛行を実施している。

　5月16日に公開された裁判所資料によると、Stratolaunch Systemsは「ストーキング・ホース（当て馬）」と呼ばれる手法で入札を行った。これは、入札の最低価格を固定しながら、他社からの入札を引き続き受け付けるというものだ。

　Stratolaunch Systemsによる入札は、Boeing 747-400を改造して製造したCosmic Girlと、同機の運航に必要な関連資産に焦点を当てている。デラウェア州裁判所による売却に関する最終審理は、5月24日が予定されている。