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Virgin Orbit、従業員を9割解雇し事業を当面停止か–米CNBCが報じる

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　米経済ニュース大手のCNBCは現地時間3月30日、宇宙開発ベンチャーのVirgin Orbitが当面の間事業を停止し、従業員の約90%を解雇すると報じた。

　Virgin Orbitは1月9日に、イギリスからの小型ロケット「LauncherOne」の打ち上げに失敗。2022年の第4半期決算では5050万ドル（約67億円）の営業損失を計上し、現在は財政健全化への取り組みが報じられていた。

　CNBCの報道によれば、Virgin OrbitでCEOを務めるDan Hart氏は全社会において「残念ながら、会社の継続に必要な資金を確保することができなかった」と述べた。そして「我々は即座に、劇的かつ痛みを伴う変化を実行する以外の選択肢はない」と語ったという。

　Virgin Orbitは3月15日に事業を一時停止し、従業員の大半を一時帰休させ、資金の確保につとめていた。またその後にテキサス州をベースとするベンチャーキャピタルのMatthew Brownから2億ドル（約270億円）の出資を受けていた。