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JAXA、高校生対象の「エアロスペーススクール」開催–チームでミッションに挑戦

　宇宙航空研究開発機構（JAXA）は5月10日、高校生を対象とする「エアロスペーススクール2023」を開催すると発表した。

　エアロスペーススクールは、宇宙航空や地球環境に対する意識を高め、「好奇心・冒険心・匠の心」を礎に、よりよい未来を築いていく人材の育成が目的と説明。全国のJAXA事業所を会場として、高校生がチームで協力して宇宙航空ミッションに取り組む宿泊型プログラムとしている。

　最前線で活躍する職員の講義ほか、宇宙機・航空機や研究開発設備の見学、仲間と協力して課題解決する体験など、数日間かけて行われる。

　会場はJAXA調布航空宇宙センター（東京都調布市）、JAXA角田宇宙センター（宮城県角田市）、JAXA大樹航空宇宙実験場 大樹町宇宙交流センター（北海道大樹町）の3カ所。

• JAXA調布航空宇宙センター＝テーマは「航空技術研究」。7月26～28日の2泊3日を予定。募集は20人程度。参加費3万5000円
• JAXA角田宇宙センター＝テーマは「ロケットエンジン」。8月1～3日の2泊3日を予定。募集は12人程度。参加費3万円
• JAXA大樹航空宇宙実験場 大樹町宇宙交流センター＝テーマは「宇宙科学研究」。8月6～9日の3泊4日を予定。募集は16人程度。参加費は3万円

　いずれも、現地までの往復交通費は別途自己負担。5月10日～6月11日午後10時に応募フォームで応募できる。

　種子島での開催も2024年3月に検討しているという。