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学生チーム開発の火星探査機、試作1号機が展示–4月29~30日に日本科学未来館
2023.04.28 17:00
火星探査機(ローバー)を開発している国際的な学生チーム、KARURAプロジェクトは4月29~30日に活動の様子を紹介するブースを日本未来科学館に出展すると発表した。
KARURAプロジェクトは、日本と米国、中国、ベトナム、インドという5カ国の学生が結成したチーム。ローバーを作り、2024年夏に米ユタ州で開催される大学生を対象としたロボット工学コンテスト「Univerisity Rover Challenge」(URC)への出場が目標。国際チームで探査機を開発することで「学生主体の国際宇宙開発の推進」を目指している。
今回、amulapo(東京都新宿区)による「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」イベントブースに併設する形で出展。KARURAのメンバーがプロジェクトを紹介するほか、ローバーの試作1号機も展示する。日本未来科学館(東京都江東区青海2-3-6)7階 コンファレンスルーム土星で展示される。
バーチャル宇宙飛行士選抜試験は、小学生を対象にしたアクティビティ。仮想現実(VR)ゴーグルを利用した、国際宇宙ステーション(ISS)での船外活動試験、拡張現実(AR)グラスを利用したISS船内実験試験、ロボットを利用した宇宙食試験といった宇宙飛行士訓練を体験できる。4月21日から先着順による予約を開始している。参加料は3500円。