民間月探査「HAKUTO-R」ミッション1、着陸後の通信確立できず

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民間月探査「HAKUTO-R」ミッション1、着陸後の通信確立できず–成否は不明

2023.04.26 02:50

田中好伸(編集部)

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 ispace(東京都中央区)の民間月探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1の着陸船(ランダー)は、着陸後の通信を確立できない状態にあることが、同社 代表取締役 最高経営責任者(CEO)である袴田武史氏から日本時間4月26日午前2時すぎに明かされた。

 当初の着陸予定時刻は午前1時40分。着陸予定時刻から20分経った時点で袴田氏が「着陸後の通信を確立できていない」ことを明らかにした。

 着陸0秒までに通信できていることは確認できており、飛行中のデータを受信できているという。実際にランダーに着陸に失敗したのか、ランダーが着陸したものの、通信が確立できてない状態なのか、管制室での解析が終わらないとはっきりしない状況にある。

 ミッション1のランダーの着陸シーケンスはすべて自動化されている。着陸後にアンテナを立てて、通信するという手順だった。

ispace従業員とともに通信が確立できてないことを説明する袴田氏
ispace従業員とともに通信が確立できてないことを説明する袴田氏

 袴田氏は「今回の経験は(2024年打ち上げ予定の)ミッション2、(2025年予定の)ミッション3に生かせる。われわれは歩み続ける」と今後の展望を明らかにした。

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