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Rocket Lab、2023年後半にも再使用エンジンによるミッション実施

2023.04.20 15:07

塚本直樹

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 小型ロケットを開発するRocket Labは米国時間4月19日、2023年の第3四半期(7月〜9月)に打ち上げる「Electron」ロケットのうちの1機で、再使用される「Rutherford」エンジンが採用されると明かした。

Rocket Lab
出典:Rocket Lab

 ElectronはRocket Labが運用する全長18mの小型ロケットで、300kgのペイロードを地球低軌道(LEO)に投入できる。同ロケットは3Dプリンタで製造されたRutherfordエンジンを第1段に9基、第2段に1基搭載している。

 これまでのElectronは、使い捨てロケットとして打ち上げられてきた。しかしRocket Labは、Electronのロケット第1段の再使用の準備を進めてきた。再使用エンジンとして用いられるのは、2022年5月に実施したミッション「There and Back Again」のものだ。

 Rocket Labは以前、ヘリコプターによるElectronのブースター回収を試みてきた。しかし現在は、海に着水させた後に回収するプロセスを採用している。

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