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月裏側基地と地球を結ぶ、通信衛星ネットワークが実現へ

2023.04.19 09:40

塚本直樹

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 Lockheed Martinは、将来の月ミッションをサポートするための、通信衛星とナビゲーション衛星のネットワークサービスを提供する子会社「Crescent Space Services LLC(以下、Crescent)」を設立したと発表した。

 Crescentが「Parsec」と呼ぶ衛星ネットワークは、地球から月軌道までを含めたシス・ルナ軌道に打ち上げられる。そして南極を含む月面と地球との、継続的な通信を提供することとなる。Parsecの最初の衛星は、2025年にライドシェアミッションの一環として打ち上げられる予定だ。

 Lockheed Martinの声明によれば、Parsecは独自の自動化ソフトウェアやコマンドソフトウェアにくわえ、小型衛星「Curio」シリーズなどの既存のプラットフォームを活用するという。

 Crescentを率いるJoe Landon氏は、「我社はNASAによるArtemis計画での月面着陸を含む、今後の月科学・探査ミッションへの対応をすすめている」と述べている。

 Lockheed Martinは、将来の月ミッションをサポートするための、通信衛星とナビゲーション衛星のネットワークサービスを提供する子会社「Crescent Space Services LLC(以下、Crescent)」を設立したと発表した。
(出典:Lockheed Martin)

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