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民間宇宙旅行「Polaris Dawn」、Garmin製スマートウォッチで飛行士の身体を計測

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　ガーミンジャパンは、Space Exploration Technologies（SpaceX）の民間宇宙旅行計画「Polaris Dawn」において、搭乗する4人の宇宙飛行士がスマートウォッチ「Garmin fenix 7」を着用すると発表した。

　Polaris Dawnは、最大3回の飛行を予定している取り組み「Polaris Program」の初飛行ミッション。4人の民間人が乗る宇宙船「Crew Dragon」を、ロケット「Falcon 9」で2023年夏に打ち上げ、地球周回軌道に投入する。

　最大5日間の周回中に、民間初の船外活動（Extravehicular Activity：EVA）を実施する。その際、SpaceXの船外活動用の宇宙服を初めて使う予定。衛星コンステレーション通信システム「Starlink」を活用して宇宙空間でのレーザー通信も試験する。

　4人の宇宙飛行士は、飛行中fenix 7を身に付けており、心拍数、血中酸素、睡眠パターンなどの身体データを計測する。こうしたデータは、人体が受ける宇宙飛行の影響を研究するために利用される。

　Polaris Dawnミッション中のfenix 7によるデータ収集は、1回のバッテリー充電だけで済ませられるという。