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ガーミン、手のひらサイズの衛星通信端末–「みちびき」の補完信号も参照

2022.04.25 08:00

佐藤信彦

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 ガーミンジャパンは、携帯電話の通信ができない場所でも人工衛星を介して双方向でテキスト通信できる小型端末「inReach Mini2」を発売した。公式サイトでの税込販売価格は5万2800円。

 inReach Mini2は、世界中どこにいても人工衛星「Iridium」の通信ネットワーク経由でテキストメッセージを送受信できるデバイス。登山や未踏地フィールドワークなどでの利用を想定している。サイズは5.17cm×9.90cm×2.61cmと小さく、重さは100gと軽い。

手のひらサイズの衛星通信端末(出典:ガーミンジャパン)

 携帯電話の電波が届かない場所でも、自宅など離れたところと双方向通信が可能。日本語表示に対応し、メッセージも日本語でやり取りできる。

 測位は、米のGPSと欧州のGalileoに加え、日本の準天頂衛星システム(Quasi-Zenith Satellite System:QZSS)「みちびき」の補完信号も参照する。地図データはないが、移動してきたルートを戻るようナビゲーションする「トラックバック」、移動軌跡を画面表示する「軌跡記録」といった機能を搭載。家族や友人などと位置情報を共有する機能も備える。国際的な救助組織であるGEOSの「国際緊急対応連携センター(International Emergency Response Coordination Center:IERCC)」に救援要請もできる。

主な機能(出典:公式販売サイト)
主な機能(出典:公式販売サイト)

 10分間隔で位置を記録し続ける動作モードでも、約2週間のバッテリー駆動が可能という。

 テキスト通信や位置情報の共有、救援要請などをする場合は、Iridiumのネットワークにアクセスするためのサブスクリプション契約を結ぶ必要がある。月額料金は、11.95ドル(約1530円)から。

inReach Mini2の紹介ビデオ(出典:ガーミンジャパン/YouTube)


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