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SpaceX、新型Starlink「V2 mini」の打ち上げに成功

　Space Exploration Technologies（SpaceX）は米国時間2月27日、衛星インターネット「Starlink」の新世代衛星「V2 mini」の打ち上げを実施した。衛星は、予定軌道へと投入されている。

First Starlink v2 satellites reach orbit pic.twitter.com/0l08568mJ9

— Elon Musk (@elonmusk) February 28, 2023

　V2 miniは次世代衛星「Starlink V2」のテストモデルだ。Starlink V2は重量1.25トンと現行のStarlinkよりも大きな衛星で、より強力なフェーズドアレイアンテナを搭載する。

　今回の21機のV2 miniは、「Falcon 9（ファルコン9）」ロケットによりフロリダ州のケープ・カナベラル宇宙軍基地から打ち上げられた。当日のミッションは「宇宙天気の懸念」により、当初の予定より5時間遅れた。また、Falcon 9のブースターはドローン船へと着陸している。

　SpaceXはすでに、米キャリアのT-Mobile（Tモバイル）と提携し、2023年にスマートフォン向けの衛星通信サービスを提供すると発表している。SpaceXは現在4000機以上のStarlinkを運用しており、将来的には3万機にまで規模を拡大する予定だ。