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火星探査車Curiosity、金属製の隕石を発見

2023.02.07 09:47

塚本直樹

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 NASA(米航空宇宙局)は現地時間2月2日、火星探査車「Curiosity(キュリオシティ)」が金属製の隕石を発見したと発表した。

 Curiosity(愛称:正式名称はMars Science Laboratory)は2011年に打ち上げられ、2012年から探査活動を実施。火星のゲールクレーターを移動しながら、火星における生命の痕跡の存在を調査している。

 今回Curiosityが発見したのは、「Cacao(カカオ)」と呼ばれる幅約0.3mの岩石だ。なお、構成物質は主に鉄とニッケルとなっている。Curiosityはこれまでも何度か火星にて隕石を発見している。

 Curiosityが探査を続けるゲイルクレーターには、かつて生命の存在が可能な湖や川が存在していたことが明らかになっている。またNASAの別の火星探査車「Perseverance(パーサヴィアランス)」も、火星にて生命の痕跡を探している。

(出典:NASA/JPL-Caltech)

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