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米宇宙軍、当面は大型衛星を発注せず–小型衛星で代替へ

2023.01.26 14:00

塚本直樹

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 米空軍の宇宙調達・統合担当次官補であるFrank Calvelli(フランク・カルベリ)氏は現地時間1月24日、米国防総省は特注衛星バスの設計をやめ、商業製品を利用すべきと発言している。

出典:Lockheed Martin

 Calvelli氏によれば、従来の大型衛星の調達が10年以上かかるのに対し、商用の小型衛星なら3年以内に製造、打ち上げが可能だとしている。具体的には通信、空間認識、ミサイル検知・追跡、ナビゲーション、気象などの分野が、小型衛星で代替可能だとしている。

 また商用の衛星バスや部品を利用することで、低軌道(LEO)、中軌道(MEO)、静止軌道(GEO)で運用する、小型衛星を製造できるとしている。

 Calvelli氏は「多くのペイロードを搭載した大きな衛星は、敵に狙われにくい小さな衛星に分解することができる」と主張していた。「GEOにある巨大な衛星をバラバラにし、小さな塊にすることで、アーキテクチャを多様化し、我々の保護に役立てられる」と語っている。

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