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ジェームズ・ウェッブの「次の次」、NASAが次世代宇宙望遠鏡の詳細公開–系外惑星に主眼

2023.01.16 17:43

塚本直樹

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 米航空宇宙局(NASA)は次世代宇宙望遠鏡「Habitable Worlds Observatory(ハビタブル・ワールド・オブザーバトリー)」に関する詳細を公開している。

出典:NASA GSFC

 現在NASAは「James Webb(ジェームズ・ウェッブ)宇宙望遠鏡」を運用しており、2020年代半ばには「ナンシー・グレース・ローマン(Nancy Grace Roman Space Telescope)宇宙望遠鏡」を打ち上げる予定だ。ハビタブル・ワールド・オブザーバトリーは、それらに続くミッションとなる。

 ハビタブル・ワールド・オブザーバトリーの目標は、地球外生命が存在するかもしれない太陽系外惑星や生命の痕跡を探すことだ。観測には赤外線や可視光線、紫外線を利用し、強力なコロナグラフ(中心天体の光を遮る構造)によって、恒星近くの岩石型惑星を探査することになる。また主鏡には、James Webbと同じ分割型のものが採用される。

 ハビタブル・ワールド・オブザーバトリーはJames Webbと同様に、地球から100万マイル(150万キロメートル)離れた太陽の反対側となる、ラグランジュポイント2(L2)に設置される。一方でJames Webbとは異なり、地球からのメンテナンスも受けられる予定だ。

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