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中国、宇宙開発に関する長期ビジョンを策定

2022.12.26 10:26

塚本直樹

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 中国航天科技集团有限公司(CASC)のWu Yansheng会長は現地時間12月20日、中国国営テレビにて、長期的な宇宙開発のビジョンを語った。

出典:Chinese Academy of Sciences

 中国は今年、「天宮(てんぐう)」宇宙ステーションを完成させた。また、2番目のコアモジュールとドッキングハブを利用し、天宮を拡張する計画もある。

 Yansheng会長によれば、中国は2030年までに世界的な宇宙航空大国となり、2024年までには完全な宇宙大国になることを目指す。主なテーマとしては、宇宙輸送や探査、ガバナンス、インフラで、地球観測、通信、ナビゲーションなどが語られた。

 CASCはすでに、「長征8R」「長征9」および再利用可能な順軌道/軌道ロケットの開発をすすめている。2030年までには有人月面着陸を実現し、2030年代には国際月面研究ステーション(ILRS)を設置。10年間に3回の「嫦娥」探査機による着陸ミッションも行う計画を発表だ。

 今後10年から15年の間には、火星サンプルリターンミッションを予定している。また木製と海王星を探査するミッションや、太陽系外惑星の研究プログラム「Miyin Project」についても言及されている。 

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