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Perseverance、火星地表にサンプルチューブを投下–将来地球に持ち帰り分析へ

2022.12.23 13:48

塚本直樹

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 米航空宇宙局(NASA)は米国時間12月21日、火星探査車「Perseverance」が火星に1個目のサンプルチューブを投下したと発表した。

出典:NASA/JPL-Caltech/MSSS

 2021年2月に火星に到着したPerseveranceは、岩石や堆積物などのサンプル(試料)を収集している。収集したサンプルは金属製のチューブに入れて火星の地表に設置し、将来のヘリコプターによるサンプルリターンミッション「Mars Sample Return(MSR)」にて地球に持ち帰る予定だ。

 Perseveranceは本体下部からチューブを投下するのに、約1時間かかった。チューブは火星表面の平らな場所に3フィート(約89センチ)落下し、探査車が誤ってチューブを轢かないように写真が撮影された。

 Perseveranceはかつて川や湖が存在した、火星のジュゼロ・クレーターにて活動している。その目的は、生命の痕跡を見つけることにある。

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