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MicrosoftとViasat、1000万人に衛星インターネット提供へ
2022.12.16 10:41
Microsoftは12月14日、衛星インターネットを提供するViasatと提携し、遠隔地の1000万人以上の住民に3年以内にインターネット接続を提供すると発表した。
Viasatは主に米国の顧客に対して、衛星ブロードバンド技術とサービスを提供している。現在は1Tbpsの通信能力を持つ「ViaSat-3」の打ち上げに向けて、準備をすすめている。
Viasatは、マイクロソフトによる2025年までに2億5000万人にインターネット接続を提供する「Airband」に参加する、最初の衛星オペレーターとなる。
MicrosoftとViasatによれば、Viasatが静止軌道に展開する既存の衛星群(コンステレーション)を活用することで、1千万人に衛星インターネットを提供するという。これには、先述のViaSat-3の次期コンステレーションも含まれる。
対象となる1000万人のうち半分はアフリカの住民で、Viasatの支援によりAirbandが初めてエジプト、セネガル、アンゴラに拡大されることになる。