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中国、再使用可能ロケットエンジンを初テスト

2022.12.01 10:26

塚本直樹

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 中国でロケット製造を担当している中国航天科技集団(CASC)は11月26日、有人ミッションも見据えた再使用可能な新型ロケットエンジン「YF-100N」の初となる高温燃焼試験を実施した。

 中国といえば今月には、次世代大型ロケット「長征9号」にて再使用型ブースターを選択したと発表した。また、有人ミッションが可能な次世代ロケットの縮小版も披露している

 YF-100Nは130トンの水力を持つエンジンで、ケロシンと液体酸素を燃料とする。さらに3Dプリンターにより作成された部品が含まれ、推力を調整することが可能だ。またこれは、「長征5号」「長征6号」「長征7号」ロケットに使われている「YF-100」エンジンを発展させたものとなる。

 今回のテストでは、ロケットブースターが姿勢を制御し、地上に着陸するために必要なプロセスであるエンジンの停止と再点火が行われた。

 CASCは新世代ロケットにYF-100Nを搭載する予定だ。2026年頃には新型ロケットの初めての試験飛行を計画しており、10年以内に2機のロケットによる有人月面着陸ミッションを実施するとしてる。

(出典:CASC)

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